／2023.03.28

店主ちぃさんの五徳話vol.3
『こころと身体のつながり』

皆様こんにちは。店主のちぃです。
2023年も3か月が過ぎました。
 
1月1日　0時00分　太陽暦での今年のスタート
1月22日　5時53分　旧暦での今年のスタート
2月3日　0時00分　立春正月
3月21日　0時00分　宇宙元旦　
3月22日　西洋占星術での1年のスタート
 
並べてみると様々なスタートがあるとわかります。
この3月で2023年に完全に移行したということになりますね。
 
ここ最近は、自分の生き方や環境、自分と他人との関係が変わっていくという人が多いと感じます。
セラピストとして様々な方とお話をさせていただく中で、物質的に変わっていくことがあったり、感情的、精神的なものが変化したりで「これからどうしていこうか」という相談が増え、お客様が新しい方向へ向かっていかれるのだと感じています。
 
1月は「これまでの振り返り」や身体の不調に関するご相談が多く見られました。
その中でも、長年続いた痛みに関するご相談を受けた80代のお客様の体験がとても印象的だったので、今日はご紹介したいと思います。
 
私のセラピーでは、身体に痛みがあったときにも、内面も含めて痛みと向き合う作業をしてもらうのですが、
そのお客様は数年前から肩と腰の痛みがあり、整体へ行かれたり針灸を受けたりと、様々な治療を試しておられました。施術を受けるとしばらくは痛みが治まるのですが、時間が経つとぶり返すの繰り返しで不安が募っているご様子でした。
拝見しているうちに痛みの原因が外的なものではないと確信し、セラピーを受けていただくことにしました。
 
自分でも気づいていない潜在意識を掘り下げていくのが、カウンセリングやセラピーの役割です。
トラウマや、これまでの人生でずっと持ち続けている習慣的な思い込みや感情など、その人の痛みの原因になっているパターンや事柄を丁寧にとらえ、気持ちを探すために何度も「その時その場面」を思い出します。感情を感じ、涙を流したり、くやしがったり。
感情に気づき味わっていくうちに痛みが消えていきました。
 
人間の思考と身体はつながっているので、病気や痛み、不調が痛みとなって出てきます。
そして、そこに日常的な食事や習慣が加わり、症状が出てくるとおもいます。
今回のお客様は日頃から食事にも気を遣っていただいていたので、大病にならずによかったと思います。食事が本当に大切なのだと。トラウマや思いに苦しんでお酒を飲んだり、煙草を吸ったり、習慣的に刺激物をとったりすると、また違う運命だったかもしれません。
 
セラピーを通して、お客様の場合は子どもの頃に染み付いた思考のパターンが身体の痛みとなって表れていたということがわかりました。
セラピーの途中から方と腰のあたりにグリーンのオーラが出て、癒されていくのを見ました。
自分で原因となる過去を振り返ったことで、ご自分の力で癒えていったのだと思います。
 
このようなことから、普段思っていることや感じていることがいかに大切かということを感じます。本当の健康は、心をまず健康に保つことからはじまるのかもしれません。
 
 
3月はいろんな年が明けて、皆様が新しい方向へ向かっているときです。状況やものだけではなくて、精神レベルでの変化の時なのだと感じています。
 
変化のタイミングでは、自分の細かい感情に気付いて気持ちを認めていくことが大切です。
「うれしい」「楽しい」だけではなく、「いやだな」「嫌い」「くそったれ」「悔しい」などのネガティブな感情も、脇へ追いやったり、人に押し付けたりせずに、その都度認めていく。
ポジティブな感じで「どうでもいい（お任せできる）」と思えるくらいまでになれば上々です。
 
色々な感情が出てくるのを悪いことと思わず、どんどん認めてください。
そこに対して何かお手伝いができればと思います。
どうぞお気軽にお声がけください。