／2023.02.07

まだまだ寒い2月の過ごし方

先日立春を迎え、春が近づいているなと感じながらもまだまだ続く寒さ。
年末からの疲れや空気の乾燥も相まって、インフルエンザが流行る時期でもあります。

免疫力が下がることで、アレルギー反応も酷くなり風邪をひいたというケースも。

店主の経験の中で、お子さんの免疫が下がっていたことで普段のアレルギー反応がアナフィラキシー反応のように酷くなり、その後発熱することということが度々あったそうです。

以前もお話しましたが、私たちの身体は2-3か月前の食事でできているといわれています。年末にたくさんご馳走を食べた人は、今の時期にその影響が身体に出がち。
今日は、2月を元気に過ごすための対策を店主に聞きました。参考になれば幸いです。

■食生活のこと

2－3か月前の食事が身体を作るから、あの時の暴飲暴食が今来ているのか･･･
と思っても、やっぱり時々はご馳走を食べたい！と思うものですよね。
店主曰く、ご馳走を食べても、普段からの食生活の心がけ一つで少しずつ変わっていくものだそう。

例えば、旬の食材をたくさん使うこと。
冬は、大根や白菜、しいたけ、山芋など、酵素がたっぷりの野菜があります。
火を通しても生きられる酵素を持っている上記を摂ることで、消化を助け、胃や腸の負担を軽減してくれます。

また、この時期は日照時間が短く、ビタミンDが摂りづらい時期ともいわれています。
ビタミンDは、ホルモンや免疫のバランスを調整する役割も持っており、免疫バランスが崩れることで、風邪やインフルエンザなどの感染症のリスクが高まり、人によってはアレルギーが酷くなることもあります。脂身の多い魚やきのこ類、天日干しした干し野菜などすすんで摂りたいものです。

■過ごし方のこと

やはり、身体を冷やさず温めること。お風呂にはできるだけ毎日入りたいものです。
乾燥肌やアトピーが気になる人の入浴方法については以下をご覧ください。

冬の乾燥肌と入浴

店主が最近読み直してさらに感銘を受けた！という本に入浴についてのことが書かれていました。

野口晴哉著『風邪の効用』

この本によると、

入浴は身体を刺激して体のはたらきをたかめ、また毒素を排泄させるようなはたらきがあり、むしろ体に異常があるときに入る必要がある

のだそう。
なんとなく身体がだるいなとか、いつもより調子が悪いと感じているときに、お風呂に入ることで調子が戻ることもあるのかもしれません。

これは余談ですが、一般的に体をきれいにするイメージのある入浴ですが、整体の先生である野口先生にいわせると皮膚の刺激であり、日常的な入浴は身体の運動なのだといいます。

そのくらいお風呂は私たちが健康に生きていく上で大切なことなんですね！

42℃から45℃の間が熱く感じるというのが大体の大人の標準。
体の中に疲労物質があるほど、赤くなるまで（お風呂に）入らないと適温に感じない。ごく過敏な人は熱いのを我慢するとすぐ赤くなってくる。
体に何らかの故障があると、頭では熱いとか、ちょうどよいとか思っているのに、体のある部分だけはそれを適温と認めない、つまり赤くならない場所があるのです。

先生はお風呂での皮膚の変化を見たり、自分の感じ方を見ていくことで、自分の体調をチェックしているといいます。

そこまでセルフチェックをできるようになるには勉強が必要そうですが、熱いお風呂が心地よいと感じたときには体が疲れているサインだと思い、休養をしたほうが良いかもしれません。

野口先生の本はお店でも取り扱いをしております。読むのが面倒という方は店主にお尋ねいただいたもOKです！
2月も元気に過ごしていきましょう。