/2025.05.20
里芋しっぷのお話
先週お話した「湿布薬の副反応」のお話に引き続き。
今週は身体を冷やしすぎない自然療法のお手当である「里芋しっぷ」をご紹介します。
▼先週の記事はこちら
里芋しっぷは、湿布と同様、熱のある痛みや、ねんざ、乳腺炎、喉の痛み、癌の治療など、炎症を抑えるのに役立ちます。
・里芋
※量は患部に合わせて調整してください。
・同量の小麦粉
・おろし生姜 里芋の1割の量(生が望ましいですが、なければチューブや粉でもOK)
・ガーゼなどの布(なければ丈夫そうなキッチンペーパーなどでもOK)
あなたと健康社『家庭でできる自然療法』東条百合子著 より抜粋
里芋の皮を厚くはぎ(うすいとかゆくなります。)すりおろして小麦粉、生姜をまぜて練り合わせます。ガーゼに1cmくらいの厚さに伸ばし、幹部へ直に貼ってください。サイズや量は幹部に合わせて調整していただくとよいです。(1回の使用は、しっぷが乾かない4-5時間がおすすめです。)
かゆみがある場合は、幹部にごま油を塗ってから貼るとよいです。
また、里芋粉を使用する場合は、すりおろしたじゃがいもで伸ばしていただくのがおすすめです。
ねん挫など一時的なものについては、そのまま里芋しっぷをしていただけばよいのですが、長期的に使用する場合は「生姜しっぷ」であたためていただいてからやっていただいた方が効果的です。
(炎症が起こり、血流が滞るため、生姜湿布を貼ります。)
生姜しっぷ
自然療法では、生姜しっぷは血流を改善するために使われます。
[準備するもの】
・しょうが 150g
・お湯 3ℓ
・木綿の袋
・大きめのタオル
あなたと健康社『家庭でできる自然療法』東条百合子著 より抜粋
生の生姜をすりおろし、袋に入れて煮出して生姜湯を作ります。(70-80度)この中にタオルをつけ、ヤケドをしないようにタオルの両端を持ってしぼり、蒸しタオルをつくります。幹部にヤケドをしないよう注意しながら当てて、冷めないように取り替えながら15~20分繰り返します。ほんわかと生姜の香りがして、ポカポカ暖かくて気持ちがいいですよ♪
お店でも袋入りの生姜粉末を販売しているので、手間もかからずにお使いいただけます。
身近にあるものではじめる「お手当」。今自分の身体で何が起きているのか、何か必要なのか、身体をいたわりながら、ぜひお試しください。
(文:竹内あつみ)
Read読み物
-
あせものアフターケア
梅雨とは思えないほど、毎日暑い日が続いていますね。お元気でお過ごしでしょうか? 汗をかくことが増え、あせもが出てきてしまったとい...
-
虫刺されのアフターケア
いよいよ夏本番。 暑さが和らぐ夕方、私スタッフあつみは散歩へ出かけると、ここ最近は1-2か所必ずと言っていいほど蚊に刺されるよう...
-
日焼け止めのお話
気温が30度を超える日も増え、陽ざしもより強くなってきました。 私スタッフあつみの1歳の娘も、毎日たくさん外で遊び、こんがり日焼...
-
肝臓 だるさ・疲れ
どんよりとした空に、小雨が降る今日。 何となく身体がだるくて、疲れが取れず、調子が出ない・・・この時期、そんな風に感じる方も多く...
Manufacturers取扱いメーカー
-
オーサワジャパン[東京]
-
シャボン玉石けん[福岡]
-
ムソー[愛知]
-
ニワゴールド[北海道]
-
海の精[東京]
-
ボディクレイ[東京]
-
LOGONA[兵庫]
-
メイドインアース[東京]
-
サンコー[愛知]
-
アリサン[埼玉]
-
光食品[徳島]
-
ミトク[東京]
-
VOX SPICE[東京]
-
ナイアード[東京]
-
ノースカラーズ[北海道]
-
しんしゅうやき[静岡]
-
辻安全食品[東京]
-
マルシマ[広島]
-
GREENPAN[ベルギー]
-
マスタークック[東京]
-
エンバランス[大阪]
-
ナチュラムーン[京都]
-
黒怒[愛知]
-
ぬちまーす[愛知]