/2024.11.26
冬のウィルス対策
かぜ、インフルエンザ、コロナ、帯状疱疹、など家庭でできるウイルス対策についてお話したいと思います。
冬になると空気が乾燥し、ウイルスには好環境になります。
部屋を暖かくしたり、重ね着をするなどして体温を36.5度以上に保つことができれば、身体の防御機能がよく働きます。
予防対策
1.鼻呼吸をする
1.鼻呼吸をする
鼻から息を吸うことでフィルターの役割をしてウイルスがのどに直接付くのを防ぐうえ、温まった空気を気管支や肺に送ることができます。
2.足を温める
冷え取り対策で、地肌にシルクの5本指靴下を履きその上にウールの5本指靴下、シルク靴下、綿の靴下と何枚か重ねていきます。
重ねることで空気の層ができ、暖かくなります。足で温まった血液が子宮や腸が冷えるのを防いでくれます。
3.腸や子宮を温める
お尻を温めます。できればシルクの肌着を肌に身に付けていただき、その上に天然繊維をかさねていきます。
店主の場合はシルクショーツ+シルク一分丈パンツ+シルクズボン下+毛糸のズボン下+毛糸のパンツ+レッグウォーマー+スカートを履いています。
お尻を触って冷たい場合は内臓が冷えています。内臓が冷えると各器官の働きが鈍くなり様々な不調につながります。長い目で見ていただいてもお尻を温かく保つのは大切なことだと思います。
4.湿度を保つ
乾燥はウイルスが好む環境ですが、冬に部屋が乾燥するのは部屋の温度と関係があります。
窓や壁が結露しているのに、部屋の湿度が上がらないのは室温の低さが原因の一つです。部屋の温度が高ければ水蒸気が空気中にとどまれるのですが、温度が低いと結晶化してしまい水になってしまいます。ストーブの上にやかんをのせて一日中水蒸気を出していても、部屋が結露せずに湿度が保てるのは室温と湿度のバランスが保たれているためです。
我が家でも冬はストーブの上で豆を煮たり、煮物を作ったり、なるべく水蒸気を絶やさないようにしています。
すると鼻の中が乾くことなくウイルスに嫌われて、さほど結露に悩まされることもありません。一石三鳥ですね。
5.夏よりも長く寝る、早めに休む
食欲の秋と言いますが、秋は冬に備えた体つくりをするのに穀物や芋類がやたらと美味しく感じます。体内で使われなかった糖質は脂肪へと変化しますが、秋に限って脂肪の蓄えは体にとって必要だと考えます。この場合の脂肪は夏になると消えて無くなってしまいます。マクロビオティックの大森一慧先生は「秋に断食すると命にかかわる」と教えてくれました。人の身体はうまくできているなぁとつくずく思わされます。冬眠とまでは言いませんが、日が沈むのが早くなり、日が昇るのも遅くなります。夏よりも早めに眠り遅く起きることで体を維持させましょう。
6.楽しく過ごす
寒さで縮こまってしまいますが、笑いは免疫力を上げ、ストレスを軽減し体をゆるめます。
腹筋も使うので身体も温かくなります。回りも明るくなり「この人と一緒に居たい」という雰囲気になります。
ウイルスのエネルギーが「恐怖、不安」に対して笑いのエネルギーは「愛、調和、浄化」と最強です。
次回はもう少し掘り下げてお伝えできればと思います。
今週もお元気でお過ごしください。
(文:坂野ちさと)
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