／2023.01.24

身体が教えてくれる、日々の習慣の大切さ②

今週は先週に引き続き「身体が教えてくれる、日々の習慣の大切さ」についてのお話です。

日本気象協会の発表によると、2023年の春の花粉は「非常に多い」予想で、飛び始める時期は東京で2月11日頃、松本で3月1日頃ということです。

毎年この季節になると、なんだか気が重い･･･という方も多いのではないでしょうか。
私スタッフあつみもその一人。
このくらいの季節になると、今年も準備しなくては思うのです。

ですが、以前店主に言われました。
「準備も大切だけど、日常的に気をつけていくと、身体が変わってくるよ」と。

先週もお話しましたが、日々の習慣で身体の調子が変わり、それによって体調を崩すときの症状や花粉症の出方が変わってきたりもします。

これから先も花粉症と付き合っていくのなら、こちらも身体を備えていけば春の捉え方がもっとポジティブになるはずだと思いながら、さらに日々の習慣を見直していきたいと思います。

食生活に目を向けること

言わずもがなですが、まずはバランスの取れた食事。
そして、身体に入れる食品の質にもできるだけ気を遣っていただくことが大切です。

ははごころで販売している食品は、基本的に無農薬、添加物・化学調味料不使用で自然な方法で作られたもの。
野菜は無農薬、化学肥料をできるだけ使用していないもの、肉や卵は、植物性飼料を食べて、抗生物質の投薬をせず放し飼いで育てられた豚や鳥、牛のものを扱っています。

アトピー症状を通して積み重ねた経験の中で、より良いと思える真摯な商品を選んでいった結果、このような商品を取り扱うに至りました。

普段摂る食品を変えてみると、味わいも変わり、味覚も変わり、料理の方法も自然な味わいを大切にしたものへと変わっていきます。
その結果、身体がそれに応えるように変化していくのです。

自分や家族の身体をいたわること

店主は、自分や家族の身体をいたわることを考えたら、自然と食事に目が向くと言います。
食品の選び方もそうですが、食事の摂り方や組み合わせ方も同じ。

例えば、お肉を食べるとき。
お肉などの動物性のものを消化するときには、消化を助ける酵素が必要です。
大根や白菜、長芋、キャベツ、玉ねぎなどには、たんぱく質などの分解を助ける酵素が含まれていますので、お肉を食べるときに一緒に摂ることで消化を助けてくれます。
焼肉に行ったら、お肉だけを食べるのではなく、消化酵素のことを意識して一緒に生のお野菜を食べる、などの習慣を作っておくのも大切ですね。

身体を温めること

以前からもコラムで度々紹介していますが、一年を通して身体を冷やさず温めることだとオーナーは言います。

お風呂にしっかりと入ることや、温かい飲み物を意識して飲むこと、シルク素材の腹巻やレッグウォーマーを使って幹部を温めることなど、意識的にしていくことがやはり大切。
特に入浴は、温熱作用で身体を温め、血の巡りが良くなることで頭がすっきりしたり、身体のだるさが取れたりもします。
入浴については、後日もう少し詳しくお話したいと思います。

冷えについては他の記事でも触れていますので、よろしければこちらもご覧ください。

http://hahagokoro.net/wp2/reading/808/
http://hahagokoro.net/wp2/reading/814/

薬を飲めばすぐに症状が治まると思われがちな花粉症ですが、残念ながら根本的な解決にはなりません。
時間はかかるかもしれませんが、少しずつ体質を改善していくことで、花粉症以外にも「よかった」と感じることが増えていくのだと思います。

毎年憂鬱だった春が、自身の1年間の暮らしを振り返り「よかった」と思える春になることを祈って、今日も身体をいたわりたいと思います！

皆さんの参考になれば幸いです。