／2025.06.10

日焼け止めのお話

気温が30度を超える日も増え、陽ざしもより強くなってきました。
私スタッフあつみの1歳の娘も、毎日たくさん外で遊び、こんがり日焼けしています。

日焼けも体質によって様々で、中には日光でアレルギー反応が出てしまったり、日焼けすると真っ赤になってヒリヒリ痛みが出てしまうという方もいらっしゃいますよね。
今日は、改めて日焼け止めの選び方について、お話したいと思います。

正しく防御指数を知るには

紫外線には、いくつか種類があります。

※リマナチュラルオーガニック　チラシより

紫外線A波（UV-A）とB波（UV-B）は、紫外線の中でも特に肌に影響を与えると言われています。A波は、シミやシワの原因となる光老化を促進し、B波は日焼けや炎症を引き起こすと原因になり得ると言われており、日焼け止めクリーム等には、この2つの波への「防御指数」が記載されています。

SPF･･･UV-B防御指数

SPFとは、Sun Protection Factor（サンプロテクションファクター）の略で、紫外線によって起こる急性の炎症（サンバーン）の防止効果の程度を表しています。つまり、紫外線・日焼け予防ができる時間が分かる指標となっている数値なのだそうです。

紫外線を浴びてから赤くなるまでの時間＝SPF
（人によって個人差があります。）

※例えば･･･
10分くらい日に当たると赤くなってしまうという人が【SPF30の日焼け止め】を使ったら、5時間の日焼け防止効果が期待できるという計算になります。
10分×30倍＝300分（5時間）

なので、普段は2時間程度買い物に出かけるだけ、という場合は、
120分÷10分＝12
となるので、SPF15あれば十分という計算になります。

PA･･･UV-A防御指数

PAとは、Protection Grade of UVAの略で、「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」の4段階で表示されます。「+」の数が多いほど、UVAの防御効果が高いことを意味しています。

PA+	UVA防止効果がある/日常生活、屋内での過ごす
PA++	UVA防止効果がかなりある/通勤、短時間のお出かけ
PA+++	UVA防止効果が非常に高い/スポーツ、レジャー、屋外での長時間活動
PA++++	UVA防止効果が極めて高い/海や山、炎天下での活動

※Wikipediaより

SPF50等の数値が高い日焼け止めには、紫外線吸収剤が配合されることが多く、アトピー体質などお肌がデリケートな方には刺激になる場合があります。数値が高いものを塗るよりは、低めのものを、こまめに塗り直したり、重ねて使う方がおすすめです。

日焼けをして肌が赤くなってしまうという方は、どのくらいの時間で肌が赤くなるかを観察して、SPFの計算をしてみると、より自分に合った日焼け止めを選べると思います。

ちなみに、娘に使っていた日焼け止めをみたら、「SPF 17⁺」でした。。
昨年はまだ赤ちゃんだったので大丈夫でしたが、1―2時間外で遊ぶようになった1歳児には少し足りなかったようでした。

お肌にも優しい日焼け止めを

先にもお話したように、紫外線吸収剤は、肌に塗った吸収剤と紫外線が化学反応を起こして紫外線を吸収するため、お肌に刺激になってしまうことがあります。
自分の体質を知りながら、選んでいただけたらと思います。

大人の女性に･･･UVケアもできるファンデーション

信州大学との共同特許「シドニノール」配合。お肌に負担がない美容液成分が入っており、お化粧しながら美肌効果も。きれいになれる大人の女性のためのファンデーションです。

お外でたくさん遊びたいお子さんに･･･パックスベビー　しっかりUVケアクリーム

紫外線吸収剤やアルコール、石油成分不使用。SPF30　PA⁺⁺⁺なので、しっかりケアしたいときにおすすめです。石鹸で落とせるのもうれしいポイントです。

最後に、ここまで日焼け止めのお話をしてきましたが･･･店主ちぃさんの一番のおすすめは「自分の皮脂」だそうです･･･！
人間の身体はとてもよくできていて、紫外線の強い季節になると自分の皮膚を守るために、自然と皮脂が出やすくなっているのだとか。（確かに夏はよく皮脂がでてきますよね～。）
その皮脂をキレイに洗いすぎず、肌に伸ばしてあげることで、日焼けしすぎない天然の日焼け止めができるそうで、長年この方法で日焼け止めをしているのだといいます。
美肌を目指す方にはおすすめできませんが、何も塗っていなくても自分の皮脂が守ってくれていると思うと心強いですよね。店頭には今日ご紹介できなかったものもございます。詳しくはスタッフまでお尋ねください。