/2024.10.15
簡単つくだ煮の作り方
いよいよ新米が出回り始めました!
小学生の時に新潟県上越市で暮らしていた頃、毎年父が楽しみにしていた新米は本当に美味しくて、我が家ではその年の新米を食べる晩御飯は一大イベントになっていました。
「うんまい!うんまい!」と言って食べる父につられ、3兄弟が競ってご飯をおかわりしていました。
「僕、5杯目!おかわり!」と兄
「私3杯目!おかわり!」
母は気を利かせてふんわりと少なめにご飯を盛るので、何杯でもおかわりできたのでした。
弟は涙目になりながら、ほっぺたにご飯をためこんでおかわりをしていました。
秋になると体に体重がのって自然にふっくらしたものでした。
からだもポカポカしたのを覚えています。
今回は
娘が高知県に出かけた時のお土産に生姜をくれたので、生姜を使ってご飯に合うつくだ煮をご紹介したいと思います。
材料
生姜200g、昆布20~25㎝(今回は早煮昆布を使いましたがだし昆布でも、なんでも)、鰹節50g、柑橘小2(写真はすだちです。)
しょうゆ大さじ2、味の母(みりん)大さじ2,玄米水飴大さじ1(お砂糖でも可)
作り方
1、鍋に水300㏄と昆布を入れて蓋をして弱火にかけておきます。
2,生姜を皮ごと、マッチ棒くらいの千切にします。
3,1の昆布が包丁で切れるくらいに柔らかくなっていたら昆布を取り出します。
4,昆布を取り出したところに千切の生姜を入れ、蓋ははずしたまま調味料を全部入れます。火加減は弱火のままでOKです。
5,取り出した昆布を生姜と同じくらいの太さの千切にします。
6,千切にした昆布を鍋に入れ、蓋をして15分中火でくつくつと煮ます。
7,昆布が柔らかくなり、煮汁が三分の一くらいになったら鰹節と柑橘果汁を手で絞って加え、風味付けに皮も入れておきます。
8,煮汁が無くなるまで混ぜながら煮て出来上がりです。
※甘味はお好みで、出来上がりに足して下さって大丈夫です。冷蔵庫で10日もちます。
ご飯に乗せたり、湯豆腐の薬味にするほか、おむすびの具材や生姜ごはん、のり弁の海苔の下に敷いていただいたり、いろいろと楽しんでお試しください。
(文:坂野ちさと)
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