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/2023.11.14

冷えと食事のお話

一気に冬らしい気候になった今週。
場所によっては少し雪がちらついたりと、突然の変化に驚いているという方も多いのではないでしょうか?
きっと皆さんの身体も急激な変化に驚いていることと思います。

店主曰く、身体が冬支度をしているこの時期はできるだけ「身体を温める食べ物」=「陽性の食べ物」を摂るようにしたい、といいます。
そんな中、これを書いているスタッフあつみは朝お腹を壊してしまいました。。
それを店主に話すと、「朝、フルーツと甘いものを食べたでしょ?お腹が冷えてるよ。」と指摘をされたのです。
そうなんです。その日の朝は、前日の根菜たっぷりすいとんに、いただきものの草餅、フルーツというメニューを食べてきたのですが、途中でお腹の調子が悪くなってしまったのでした。。

「フルーツも甘いものも陰性だから、晩秋になってきたら残暑の頃の食事を続けていると結構身体が冷えちゃうと思うよ!」

そんなアドバイスを受けて、食べ物の陰陽のことを深堀することにしました。

そもそも食べ物の「陰陽」とは?


昔の日本や中国には陰陽説、世の中にあるすべてのものは「陰」と「陽」とでできている、という考え方があり、マクロビオティックでもこの考え方が基本となっています。
体の状態も陰と陽で表現することができ、どちらにも偏らないバランスのとれた状態(中庸)を健康である考えられているのです。

陽性のもの
身体を温める、しめる、縮める力
ナトリウムが多い、水分が少ない、固い、煮るのに時間がかかる、寒い気候・寒い時季や寒い土地でとれる、ゆっくり育つ 等

陰性のもの
身体を冷やす、ゆるめる、広がる力
カリウムが多い、水分が多い、柔らかい、早く煮える、煮えると柔らかくなる、暑い気候・暑い時季や寒い土地でとれる、スピーディに育つ 等

食べ物や調理方法にも陰陽それぞれの特性があり、自分の体質に合わせてそれらを組み合わせていくのがマクロビオティックの考え方です。

(陰性のもの)
・きのこ類
・じゃがいも
・トマト
・ピーマン
・なす
・フルーツ類
・豆乳
・砂糖

(中庸のもの)
・にんじん
・ごぼう
・大根
・れんこん
・かぼちゃ
・玄米
・海藻類

また、調理するものの特性や体質を考慮して、陰と陽を調和していく調理方法がとられています。

ちぃさんの作るマクロビ的カレーの例


【具材】
・玉ねぎ(陰性/調理法によっては陽性)
・きのこ(陰性)
・じゃがいも(陰性)
・にんじん(陽性)

【手順】
・玉ねぎははじめによく炒って甘い香りがするくらいまで炒める。
・キノコを入れて同様に炒め水分が飛んで、かさが三分の一くらいまでしっかり炒める。
・その後にじゃがいも、にんじんを投入
・後の調理工程は普通のカレーと一緒


自分の頭では「身体にいい」と思っているものと、心と身体が実際に元気になる食事というのは意外と違ったりもします。マクロビオティックの例を参考にしながら、今この季節に自分の身体に本当に必要な食事について考えてみるのもよいかもしれません。

自分自身の観察をして、中庸を目指そう


店主によると陰陽の考え方は食事だけでなく、自分自身の状態にも置き換えることができます。自分自身の観察をじっくりとすることで、今の状態を知り対処ができるようになるといいます。
自分への観察眼を鍛えながら、自分にとって心地よい場所「中庸」にいつでも立ち返れるようなコツをつかめるといいですね。



まだまだ寒さは序盤。
これからどんどん冬へと近づいていきますので、自分の身体と日々向き合いながら食事を楽しんでいただけたらと思います。
マクロビについてもっと詳しく知りたいという方は、店頭にて店主にお尋ねください。

Manufacturers取扱いメーカー

  • オーサワジャパン[東京]

  • シャボン玉石けん[福岡]

  • ムソー[愛知]

  •        

    ニワゴールド[北海道]

  • 海の精[東京]

  • ボディクレイ[東京]

  • LOGONA[兵庫]

  • メイドインアース[東京]

  • サンコー[愛知]

  • アリサン[埼玉]

  • 光食品[徳島]

  • ミトク[東京]

  • VOX SPICE[東京]

  • ナイアード[東京]

  • ノースカラーズ[北海道]

  • しんしゅうやき[静岡]

  • 辻安全食品[東京]

  • マルシマ[広島]

  • GREENPAN[ベルギー]

  • マスタークック[東京]

  •        

    エンバランス[大阪]

  •        

    ナチュラムーン[京都]

  • 黒怒[愛知]

  • ぬちまーす[愛知]