／2023.04.25

思春期のストレスとアトピー

シリーズでお届けしている「人生の変化のタイミングとアトピー・アレルギー」について。
今日は、思春期のストレスとアレルギーについてのお話です。

思春期を迎える中学生頃になってから、アレルギーやアトピーが酷くなる原因で一番多いものは受験によるストレスや友達関係の悩みです。
できるだけストレスの根源を減らしてあげたいところですが、なかなか難しいこの2つの問題。
成長期から引き続き、見守る姿勢を持って接していきたい年ごろです。

思春期特有の身体の悩み

思春期になると、男の子は体型の変化に伴い、自身の身体についての悩みが出てくることもあります。
また、そのせいで友達にからかわれたりすることも。

お母さんからよく相談されることが「身体の臭い」です。
脇の下にある汗腺がこの頃から発達してくるために、臭いがきつくなりがちだと言われています。
汗の臭いと普段の食事には深い関係性があり、オーナー曰く、「乳製品が多いと汗が臭くなりがち」です。臭いが気になるという方は、栄養のバランスを考えながら、少し乳製品を減らしていただくとよいかもしれません。
また、「光触媒抗菌の抗菌スプレー」を使ったら、衣類の臭いが気にならなくなった！とお客様からお声をいただいたこともありますので、臭いが気になる方はぜひお試しください。

光触媒　抗菌・消臭スプレー「光ミスト」 ¥2,000（税込）

また、臭い以外でよく耳にするのが、「ブレザーや学ランに落ちて目立つフケ」です。
皮脂が乾燥し、パラパラと落ちたフケが紺や黒の服につくととても目立って気になりますよね。
皮脂が気になる方には、ティートリーのシャンプーがおすすめです。オーナーの子どももこのシャンプーでフケ症が治ったといいます。天然成分のみで作られているので、お肌が弱い方にも安心してお使いいただけます。

ハーティハートティートリーシャンプー ¥2,530（税込）

その他にも、ティートリーはニキビが気になる方にもおすすめの成分です。
オーガニックのアロマオイルやシャンプーで、ニキビがきれいになったというお客様もいらっしゃいます。詳しくは店頭でお尋ねください。

体質や原因は様々なので一概には言えませんが、実際に使用して治ったという方が多くいらっしゃった商品になりますので、もしよろしければお試しください。

身体のケアには特に気を遣ってあげたい

思春期になると、自分の好きな服を着たり、友達とお揃いでコーディネートをしたりと、「みんなと一緒にしたい」という気持ちも出てくるもの。
みんなと同じように、スカート穿いたり、ショートパンツを穿いたりしたいけれど、アトピーが気になって難しい･･･という女の子も多いかと思います。
アトピーのケアは成長期の頃と基本的には変わりませんが、その子の体質や生活環境に合わせて個別にアドバイスをしたりすることもできます。
店頭でお気軽にお声がけください。

今悩んでいることも、人生の糧になることを教えてあげること

思春期頃になると、自分の考えや意志の決定をきちんとできるようになり、自分自身の性格も少しずつ把握できるようになってきます。自分の意志がはっきりしている分、自分と意見の違う人と対立したりすることも増え、友達付き合いで悩みを持つケースも増えてきます。

自分と似ている考えの人同士がグループになり、小さな集団を作って過ごすことが増えるこの時期。
同性の兄弟がいるとその中で折り合いの付け方を学んでいくことができますが、異性の兄弟だけだった場合や一人っ子の場合はどのようにしたらよいかわからず、悩むことが多くなる傾向にあるかもしれません。

兄と弟がいるオーナーもその一人。
思春期の頃は毎晩泣きながら暮らしていたといいます。
女子同士の「共感する以上の共感」が苦手で、どうしても馴染むことができなかったそうです。
転校が重なった事もあり学校に馴染めず、学校へ行くの意味が分からなくなりました。
（母親とも考え方が違う）「学校へ行かない」ということも言わず、モヤモヤしながらただやり過ごしていました。

母親ですら自分の気持ちを分かってもらえない。
今考えてもとてもつらい時期だったといいます。

ただ、大人になってから振り返ると「人に自分のことを本当にわかってもらうことはできない」と学んだのだとオーナーは言います。
思春期の体験が、他人と自分の境界線を踏まえた上で人と付き合うことができるようになり、その経験が今も生きているそうです。

嫌な目に遭ってしまっても、その後の人生に生きる学びがある。

そっとそんなことを伝えてあげてもよいかもしれません。

できるだけ子どもが嫌なめに合わないように、何もかもやってあげたくなってしまうけれど、親はそれを一生やってあげることはできません。
この時期、親は「子どもにしてあげるのを我慢する」ことを学ぶ時期なのかもしれません。

思春期は、特にお子さんとの付き合い方について悩む親御さんも多い頃かと思います。
経験を踏まえたアドバイスやセラピーなども行っていますので、ご自身のケアも大切にされながら日々過ごしてください。